2023年の桜撮影後半戦

大体盛りを超えたところだと思うので、3月20日以降辺りから撮った桜の写真をまとめてうp

実際撮っていて、桜って被写体としては難しいと思うねぇ。群集として撮ったら単なるピンクの幕だし、マクロに撮ったら大概後ろが何かの色のボケボケ背景。写真に物語性が必要とは思わんけど、「どうしてこの桜を撮ったのか」何らかの説明ができる構図が作れる写真は撮りたいと思う。さて、今年の桜は、少しでもそういう風に撮れただろうか……?

逗子撮影行

せっかく購入したハーフNDを試してみたくて夕陽が撮れる海っ縁ということで逗子まで足を延ばした。まだ3月だってのに結構な人出。さすがの有名観光地。

まぁ昼間の晴天から、夕方には水平線の向こうに雲がかかっちゃって地味な夕陽になっちゃったが、天使の梯子が見られたんでまずまずか。とりあえず今回の最大の収穫

「ハードのハーフNDも必要だ」

……とりあえず目途は1.2万か。いつ買うかなぁ。ボディの更新も見据えなきゃいけないのに、欲しいもの多すぎるわw

近所の植物探し

まぁ某「おっさん写真道」主宰者様の受け売りだけど、花とか写してるのいいよね。誰も傷つかないし、むしろ季節の移り変わりをこれでもかと魅せつけてくれて、やっぱ撮らずにいられない。というわけで、テレワークの昼休みに近所を徘徊。

「花の命は短くて」じゃないけど、数日観てないとホントすっかり姿形変わっちゃうからね。もっとちょくちょく見て回らないと。いつも、テレワーク中の昼休みって仮眠取ったりしてるからなぁ……疲れをためない/回復させるも重要だけど、もっと先を見越して時間を有効に使う意識を持たないといかんね。

早くも桜シーズン到来

3月中旬に入ったばかりというのに、もうこんなに桜が咲いてる……

で、折角の桜なので、さてZ50で撮ろうかなと思ったら

「SDカード入ってねぇぞ」

と警告……w。昨日?PCに刺したままだった。辛うじて、普段使いのポーチに予備のカードを入れていたので事なきを得たが……これ、XQD とか CFExpress とかだったら死ねるよなぁw。

ともあれ、花だけ撮ってても変わり映えしないので、通りすがりの人に写り込んでもらって

一枚目、手をつないでいるカップルが良い感じだと思って撮らせてもらったら、二人の隙間に、向こうにいるおっさん二人がすれ違いつつ睨み合ってる?ように見える様子が入り込んでいて「なんじゃこりゃw」と思ったw。これだから偶然性の高いスナップは面白いw

二枚目の方は、もう少し着物の女性の後方に回り込めれば良かったんだろうけど、まぁこれも出会い頭だからね。スナップってのはそういうものですな。

それにしても、桜が早く咲き始めるということは、散るのも早いだろうということ……今年の分、撮れる時に撮っておかないとなぁ。

その後、近所に移動してまた数枚。敢えて桜とかは避けて地味目の被写体も選びつつ

朝から動き回って、今日の内にやりたいことは早々に済ませ、14時46分には12年前の犠牲者の皆様への祈りを捧げ。宵の口、今日も今日とて物欲との戦いを制圧してひと段落。早くニコンの新製品発表来ないかなぁ……w

思わぬ形で日本全国、そして世界へ……?(過言)

先の2023年2月4日、個人的に敬愛し応援し続けている歌手、宮内タカユキさんのバースデーライブで写真撮影をさせていただき、その写真が読売新聞の記事に使われたのが先月22日のこと。

↑読売新聞オンラインの記事見出し(記事にリンク)

これはあくまで、このライブに読売新聞の記者である鈴木美潮さんが参加されていて、宮内さんサイドからこの写真が提供されたからにすぎず、偶然の結果ではある。別に自分の写真が世の中に認められたとか、そういう話ではない。

それでも、自分が撮った写真が自分のブログやSNS以外で初めて広く社会に発信されたという一点において、大きな励みになる一事だった。

そしてまた今日(3月10日)、同じ記事の英語版が発信された。もちろん、今回も自分が撮った写真を使っていただけている。

↑読売新聞「THE JAPAN NEWS」の記事見出し(記事にリンク)

現実問題として、これらの写真については自分に著作権こそあるものの、使用権自体は「宮内タカユキ事務局」様に譲渡しているものであり、自分の名前が表立って出ていくものではない。

とはいえ、本当に使いでのない写真であれば、このようなメディアに採用していただけるということはなかった、と思うのだ。一応最低限の「メディアで使えないこともない」写真が撮れるようになった、という程度には自惚れて良いのかもしれないw

それに、読売の鈴木美潮さんといえば、特撮ファン業界(?)では著名な「フィクサー」的な存在であり、この方が主催する特撮やアニメの関連イベントは多岐に及ぶ。それを楽しみにする海外のファンも少なくないと聞き及び、この方の記事に使っていただけたことは大きな励みになる。

もちろん、今回の事はどこまでいっても「偶然」が重なった、何よりも宮内さんを始めとする素晴らしいタレントの皆様あっての、言うなれば「棚ボタ」である。「被写体の派手さに頼らなくとも、観る人に訴求できる写真を撮りたい」という自分の目指すところとは正反対の事績だ。

しかし、この一事をきっかけに「次」の機会が得られる時が来たならば、そこでその機会を十全に生かして、また誰かに「喜んでもらえる」写真を撮りたい。今回の写真も、まだまだ狭い範囲ではあっても、喜んでくれる人々がいてくれた。

一人でも多くの人に喜んでもらえる写真を、一枚でも多く撮りたい。無目的に生きてきた自分だが、折り返しを過ぎてそう長いこともないだろう人生で、恐らく最大最後の「終わりのない目標」ができたのかもしれない。そう思えば、驚きと感慨を感じざるを得ない。

写真の記録性、或いは一期一会を残す意義

「アニキ」こと水木一郎氏が惜しまれつつ世を去って、3か月が過ぎた。深い悲しみに暮れたアニソン界も、アニキ亡き後に向かって歩み始めている。

そんな中、データの整理をしていたら、昨年夏にこんな写真を撮っていた事に気づいた。

2022年8月14日 スーパーアニソン魂のシャッタータイムより@ZEPP HANEDA

自分が最後にアニキの姿を拝見したステージで、ささきいさお、堀江美都子両氏とともにステージに並び立つ瞬間を写真に収められたのは、本当に幸運だったと思える。

写真には、こういう機能もあるわけだ。いや、むしろこれこそが写真の本来的な、そして最も重要な機能だろう。惜しまれつつ世を去った人々、形を失った物事。そんな記憶を、一日でも長く世の中に留めること。これを満たすためには、まず「しっかり撮れる」ことがなにより大切だと考える。

2022年8月14日 水木一郎“アニキ”が「自分の脚でステージに立った」もしかしたら最後の姿@ZEPP HANEDA

亡くなられる3か月ほど前の姿と知って今これらの写真を見直せば、既にギリギリの状態でステージに上がっていたのだろうということが改めて明らかになる。そういうことをより正しく残すことが、写真の、そして写真を撮る者の役目の一つと思う。

今後とも一層技術を高め、一つでも多くの機会を求めていこう。亡きアニキの在りし日の姿に、そんな思いを強くさせられた。

2023年のワームムーン

Z7に70-200の2倍テレコンをくっつけて、三脚でがっつり止めて最低感度で撮影。とりあえずノイズが皆無でお月さん本体もまぁ滲みなく撮れたので良しとする。写真としては糞面白くもないがw

令和4年の桜シーズン

たまにはこっちの環境も使わないとね……ってもう1年半近く使ってないやんw
メールサーバー(それもほぼ死にアドレス)としてしかほぼ使ってないのはもったいなさすぎるぞw。というわけで、今年もやってきました桜のシーズンです。

職場近くの夜桜?的なものと、近所の公園に咲いてた……これは品種はなんだろね?
そして秋葉原では多分割と著名な富士ソフトビルのたもとの桜たち。

今年、個人的に東京で見る桜はこれが一番いい時期かなぁ。次の土日は一日中忙しかったり、東京にいなかったりだし。
まぁ、桜が終わったら終わったで、また別の被写体があるけれど。やっぱり日本人にとって「桜の季節」ってなにかセンチメンタルを掻き立てるものがあるよね。